僕の職場では基本的に「褒める」という文化がない。
日頃の事務においても、現場での活動においても
何かをやって褒められるということは,、まずない。
逆にどんな良いことをやっても
ダメ出しされたり、否定されたり、叱られることの方が多いのだから
正直、何もやらない方が得である。
今年度に入り、現場でビタっと決まる良い活動が複数回続いた。
正しくは「個人的に」は良い活動が出来たと思っているだけですが笑
共に活動した仲間たちと、活動をフィードバックしながら気持ち良く現場から帰ってくると
上司から声をかけられ
そして、皮肉の連呼を浴びる笑
せっかく気持ち良く帰って来たってのに。
せっかく良い活動が出来たってのに。
あんたは姑さんかっての(^-^;
重箱の隅をつつくように「悪い」ところを目ん玉ひん剥いて探すのは、それはそれで良いと思う。
でも
別に悪いところも無いのに、あーだ。こーだと言われるのは疲れる。
そしてお小言の大半が、上司の勘違いや知識の無さで言われるのだから余計にイラッとする。
しかしながら、勘違いや知識の無さで物が言えるのは上司の特権である。
年功序列のこの職場にあっては、早く入社しただけで得られるその地位と特権がとても羨ましいと僕は思う。
そんな環境の中でも、20年来僕が続けていることがある。
それは「褒める」こと。
褒めない職場環境にあって、人を褒めるということはまさにテロ行為。
だって、人を褒めることさえ批判の的になり得るのだから笑
人の行いを褒めるには、人をしっかりと視る必要がある。
言葉を交わし、一緒に行動し、その人を視る。
10代20代の仲間たちからは、この「褒める」習慣が喜ばれる。
でも厄介なのは
30代以上の中堅クラス。
良いことをやってくれた本人を褒めると、変に勘ぐって来る。
他の誰かの良い行いを褒めていると、それはそれで揶揄して寄って来る。
ほんと、めんどくさ、、、。
長く「褒めない・褒められない」環境で育ってきた人間は、ことごとく皮肉な思考が育まれるものである。
褒めた方が人材は伸びると思うのになぁ。
褒めてる方が自分も気持ちが良いと思うのになぁ。
なんでみんな褒めることをしないんだろ。
家でもそうなのかな。
奥さんの日々の頑張りを褒めたりはしないのだろうか。
お子さんが何か一つでもやれるようになっても褒めたりしないのだろうか。
仕事を頑張ったって否定される。
仲間を褒めたって揶揄される。
ほんと何もやらない方が得。
それでもやっぱり僕は、仕事を仲間と楽しみながら頑張る。
それでもやっぱり僕は、仲間の良いところを見つけては褒めることを続ける。
いつかこの「褒める・褒め合う」環境が当たり前になりますように(^-^)v
皆さんの職場ではどうですか?
やっぱり褒めないことが当たり前なのかなぁ。
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