異常な世界でも信念を貫き護る側に立ち続けた人との別れと感謝

パパの日記

ひと足?ふた足?早いですが
先日、この春退任される社長さんの送別会へ行ってきました。

社長さんが在籍してたチームの後継の一人としてお声がかかりました
社長さんと僕とが直接的に仕事をする機会は一度も無かったので、正直参加したところで微妙かなぁ何てことを考えていましたが

ひとつだけ伝えたいことがあって参加して来ました。

20年ほど前に僕がこの仕事に就いた頃は、暴力暴言、集団的無視などが当たり前の環境でした。

上司からの一声で部下が徒党を組んでターゲットを絞り苦しめる。

上司と一心同体となって暴力を振るう者もいれば、上司の威を借りて自分のやりたいように暴力を振るう者もいました。

当時はそれが当たり前なことで、それがおかしいだとか異常だとかっていう雰囲気すらなく、弱肉強食、自然の摂理のように繰り広げられていました。

異を唱える者こそ異常者として憚られたものです。

そんな環境だったので、退職を余儀なくされる仲間を何人見て来たか。
中には自殺未遂までした仲間もいて。

僕みたいな男はそれが嫌で、上司先輩に染まらず、救いの手を出しちゃうものだから、倍以上になって今度は僕に降りかかる現実…。
ほんと集団心理ってのは今でも苦手です笑

そんな中にあって
僕の同期の一人がまさに問題児であった

大きなミスを繰り返す。
それをバレる嘘で隠す。
もう格好のターゲット…

でもこの社長さんだけは違った
問題児とされる同期の護る側に立ってくれたのです

あの時代じゃ本当に奇跡的なこと。
それをこの社長さんはその後も問題児とされる人材が入社してもその度に寄り添い護ってくれて来た。

おかげで僕の同期はその道の専門職として今も最前線で活躍してくれてる!

社長さんのおかげで同期が立派になったとは、偉そうにも僕は言えない。

いくら護られても同期の努力や忍耐が無ければ成し得ないことだから。

 

僕が伝えたかったのは
あの時代でも仲間を護る姿を魅せてくれたこと
護る側に立って良いんだということを魅せてくれたこと
それがあったから今の僕がある

ただその感謝を伝えたくて。

社長さんとの繋がりはほぼ無いけれど、最後に想いを伝えられて良かったです^_^

僕もまた初心に還って頑張ろう!

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