先週、下校してきた次女が38.9度の発熱。
木曜日はかかりつけ医が休診のため、保健所へ電話し発熱外来を教えてもらう。
木曜日の午後は休診が多く、明日の朝にかかりつけ医で受診してくださいと提案いただく。
幸い食欲は落ちていなかったので、水分を多く摂らせてカロナールを飲ませて早めに寝かしつける。
真面目なお姉ちゃんとは違って昔からひょうきんものの次女。
反面、繊細な感性を持ってるから悩むことも多い子だ。
想い起こせば昔からよく風邪を引くのも次女の方だった。
夜中の2時。
寝室の外から嗚咽に似た泣き声が聞こえてきて飛び起きる。
廊下に立って泣いている次女
怖い夢を見て眠れないと、泣きながら話してくれた。
ぎゅっと抱きしめておまじないをかける。
「パパが居るから大丈夫」
奥さんも眠い目を擦りながら起きてくれた。やっぱり優しい人だ。
トイレへ付き添い水分補給させてからまた寝かせる。
少し寝付けなくてスマホに保存されてる写真を眺める。
幼い頃はお熱が出るとよく咳き込んでたから、ヴィップスヴェポラップを胸と背中に塗り込んであげて、安心して眠れるまでトントントントンしてあげてたっけ。
忘れん坊なパパはすっかり忘れてしまっていたよ。
元妻の写真はもうどこにも残っていないのに、娘たちとの写真を見ていると当時の記憶が蘇ってくる。
淡い幸せな想い出だけ触れていたいのに、憎らしい記憶まで蘇らせてくれるのだから、元妻という存在は何年経っても冷酷で残念な存在だ。
もう何年も前のこと
年末に一方的に離婚を切り出した元妻。
「キリの良い1月に離婚しよう!」
僕が断ると「じゃあ2月で良いわ。」と宣言し、その後本当に離婚し家を出てった人
風邪を引きやすかった次女はよく放置されてたっけ。
夜勤で帰れない僕のことを知っていながら「仕事があるから出かけてくる。子どもたちよろしくね。」と言って娘たちを置いて、夜に家を出て行ったり、朝一で旅行へ出かけたり。
元妻の行動には、娘たちの存在は一切考慮されてはいなかった。たとえ発熱して苦しそうにしていても。
夜勤が終わり帰宅して、ベッドで寝ている次女を見て何度ゾッとしたことか。
熱で震えて、咳が止まらずに苦しそうな園児を残して、自分の楽しみのためだけに出かける元妻の行動が、僕には全く理解ができなかった。
離婚宣言の12月末から離婚成立の2月初めまでの期間は、今も娘たちの心に何か癒えないキズを残しているのだろう。
産みの母親が笑顔で去ってったこの時期
パパには遠い昔のことでも娘たちにとってはまだまだ消せない記憶なんだろうな。
パパだけ忘れてしまってごめんよ。
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