災害ボランティア愛知人 三河支部活動記録
今日は災害ボランティア愛・知・人として
春日井市社会福祉協議会さん主催の「災害救援ボランティア体験研修会」へ参加してきました!
去年も講師として参加させていただいた研修会です。
春日井市の社協さんは災害への防災や減災に対する意識をしっかりと持っていて
有事に備えて日頃からこのような研修会やボランティアコーディネーターの養成講座など各種研修や講習会を開かれていて感心させられます!
災害救援ボランティア体験研修会概要
【日時】 令和5年2月4日(土)午後1時30分~午後5時
【会場】 総合福祉センター及び福祉文化体育館
【参加費】無料
【定員】 50人程度
【申込期間】令和5年1月4日~1月27日
【申込先】春日井市社会福祉協議会地域支援課
【カリキュラム】
1 災害講演 『災害救援ボランティアの現状』
2 災害救援ボランティアセンター模擬体験
3 床下土砂の撤去体験
4 ロープの結び方体験
5 簡易瓦の作成体験
このうち災害ボランティア愛知人が担当したのは1、3、5で
僕が講師として担当したのは3の床下土砂の撤去体験です(^-^)b
前日3日のはだか祭りの感動冷めやらぬまま
今朝は早起きして熱い志を持つ仲間を豊明まで迎えに行き
その足で春日井市へ向かいました!
まずはJR春日井駅近くに構える災害ボランティア愛・知・人の事務局へ集合
床下キットを積み込んだ愛知人号(ハイエース)に乗り換えて、会場となる春日井市総合福祉センターへ向かいました。
会場へ着くなり床下キットの組み立て開始!
自分で言うのもなんですが、もう手慣れたものです笑
床下キットは、洋室タイプと和室タイプの2種類を用意して説明させていただきます。
洋室の床下に溜まった土砂や泥水の撤去は
キッチンや脱衣所に設けられている床下点検口から潜り込みます。
この点検口から床下の全ての部分を確認しに行き、土砂や泥水を撤去していきます。
僕はまだ出会っていませんが、床下点検口が無い場合は、丸ノコでフローリング部分を切除して床下へ潜ります。
和室の場合は、まず畳を剥がします。
この場合、畳も濡れていることが多いので外へ運び出し時間をかけて乾燥させます。
畳を剥がすと写真のような床板が出てくるので、この床板をインテリアバールや釘抜きで釘を抜き、ある程度釘が抜けたらバールを使って床板を剥がしていきます。
畳も床板も状態が良ければ再利用しますので、この剥がす作業は丁寧に行います。
研修会や講習会では、このような模型を用意して実際に参加者の皆さんに体験していただいてます。
映像で見たり資料で見るよりも、実際にやった方が理解も早いですし、記憶にも残りやすいですよね(^-^)
そんなこんなで事前の準備が手際よく完了!
同じ敷地内にある喫茶店で昼食タイム。
今回は僕のはだか祭りの話で盛り上がらせていただきました笑
なんと言っても愛知人メンバーの中に、しかも役員の中に稲沢出身の方が見えたとは!
めっちゃ嬉しかったです笑
13時30分から体験研修会開始
まずは災害ボランティア愛・知・人の赤池代表(以降「博美さん」と呼びます)の防災講演
僕が愛知人に参加したいと思ったのは、この博美さんと出逢ったからです!
見た目は強面な人ですけど笑
本当に優しい人で、めちゃくちゃ厚く熱い人なんですよね!
男ながらに惚れました!笑
人として学ぶところが多くて、同じ時間を過ごせるだけで何だか自分が成長できるような気がしています。
博美さんの講演が終わると
社協さんによる災害救援ボランティアセンター模擬体験が始まりました。
模擬体験では、ボランティアセンターでの受付から活動内容の説明など、実際の流れに沿って行われていて非常に良かったと思います。
ボランティアへ参加する人にとっても、ボランティアコーディネーターとして加わる人も、ボランティアを受け入れる側としてもイメージが付きやすくなっていて感心させられました。
そして、受付が済んだ班ごとに活動エリアへ分かれるように、各体験ブースへ移動します。
この点もすごく良かったです。
って、僕は何様ですか!?笑
ただ純粋に春日井市社協さんが素晴らしいと言うことを伝えたいだけです!
今回のロープの結び方体験は、春日井市消防本部から消防士さんたちが来てくれていました。
日頃からご協力ありがとうございました。
簡易瓦の作り方と床下の土砂出し体験は、僕たち愛知人メンバーが二手に分かれて行いました。
床下の土砂出し体験は屋外での作業になります。
今年はあったかいな!
なんて浮かれていましたが、やはり陽が落ちてくるとすごく寒かったです笑
まずは洋室から説明
養生の大切さや作業時の注意点を説明します。
その後は実際に参加者さんに潜ってもらい床下での作業イメージを持ったもらいます。
床下作業の際、ベタ基礎の家の場合は、コロ付きの台の上に腹這いになって床下をスイスイと移動します。
これがあると無いとでは作業効率と体力消耗に大きな違いが出ます!
床下へ潜る際は、必須アイテムです!(個人的意見ですが笑)
洋室が終わると次は和室の説明です。
ここでは実際にインテリアバールとバールを使って床板を剥いでもらいます。
これが案外難しいんですよね^-^;
被災地での活動で僕はこの床板剥がしが一番気を遣いますし、何よりも腰をやられます、、、
ので、苦手です。
以上が
「災害救援ボランティア体験研修会」へ参加した報告となります!
災害ボランティア愛・知・人の活動に興味を持っていただけた方は、お時間ある時に愛知人のホームページをご覧ください。
愛知人の活動やボランティアへの参加方法、そして有事の際の対応や平時からの備えについて学ぶことができます。
そしてもし良かったら一緒に活動しませんか。
ご参加お待ちしております(^-^)v
こうやって災害ボランティアの活動をしていると気になって仕方がないのですが
僕の愛する岡崎市はどんな備えをしてくれているのだろうか。
何かやってるのかな、、
あまり聞いたことがないけれど。
まあ何かあれば愛知人のメンバーが駆けつけてくれるからいっか
今では毎年毎年大規模な災害が起こる日本
行政側の体制も市民側の意識ももっと盛り上がっても良い気がするんだけどな。
昨日ははだか祭りで鉄鉾会の皆さんの厚さと熱さに触れられて
今日は愛知人のメンバーの厚さに触れられて
今年も一年最高なスタートを切れたことに心から感謝してます!
体験研修会終了後は、愛知人のかかりつけの焼肉屋さんで美味しいお肉と談笑を楽しみました。
帰りの運転があって飲めなかったので
今日はお風呂上がりにビールを堪能して寝るとします。
今日も一日お疲れ様でした!
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