愛犬の乾性角結膜炎(KCS)治療!早く気づいて早期治療を

和ちゃまる

皆さんのお子さん(愛犬)のは大丈夫ですか?

毎日顔を合わせて見つめてる瞳は健康ですか。

今回は僕の愛息子和ちゃまるの眼の治療について記録して行こうと思います。

 

和ちゃまるの眼の病気は

「乾性角結膜炎」

です。

 

乾性角結膜炎とは

乾性角結膜炎とは、「KCS」とも呼ばれたりしますが

「ドライアイ」と表現した方がピンと来ますね。

 

犬の眼球の表面は涙膜と呼ばれる

薄い涙の層で覆われています。

この涙膜は

瞼の上にある涙腺

下部瞼にある瞬膜腺(第三眼瞼腺)から分泌されるで作られています。

 

涙が分泌される割合

涙腺が3割

瞬膜腺が7割だそうです。

 

 

この2つの腺から分泌される涙液によって涙膜が作られ

眼球の角膜や結膜が潤い

酸素や栄養の補給、外部からの細菌の侵入を防いだりしています。

 

乾性角結膜炎は何らかの原因によって

この涙膜を作る涙液が分泌されなくなってしまう病気です。

 

涙液の分泌量低下の原因

涙液が分泌されなくなる

若しくは分泌量が少なくなる原因には

  • 愛犬の自己免疫の異常
  • 涙腺・瞬膜腺の炎症
  • 先天性の疾患

などが挙げられますが

原因不明のケースも少なくないようです。

 

乾性角結膜炎の症状

乾性角結膜炎の症状には次のようなものが挙げられます。

  • 白目が赤く充血している
  • 前足で目をよく擦っている
  • 白く粘性の強い目やにが出る
  • 眼球表面が白く濁っている

角膜が常時乾燥している状態なので

悪化すると角膜潰瘍にも繋がり

重症化すると視力障害や失明の危険性があります。

 

ですので

早い段階で愛犬の症状に気づいてあげて

早期治療を始めてあげられると良いですよね。

 

和ちゃまるの症状

では

和ちゃまるの症状と病院へ繋がるまでの経緯をお伝えします。

⏬和ちゃまるが我が家に来たのはこちらの記事を読んでください。⏬

和ちゃまるについて

 

ちびっこくて

いつもスリスリと甘えてくる和ちゃまる

7月に我が家へ迎え入れて

もっぱらの懸案事項は「糞食」でした笑

あれやこれやと糞食に注力していたのですが

いつの間にやら糞食も治ってきた9月頃

 

家の中でも

お散歩の途中でも

前足で目を擦る癖をよく観るようになりました。

特に朝起きてからは

ひっきりなしで左前足で左目を掻く仕草が目立ちました。

 

その頃には毎日のように白く粘性の強い目やにが両目に生まれるようになっていて

左目は眼球が白濁しているような状態でした。

 

そこで近所に出来た病院(かかりつけ医)で診てもらいました。

診察の結果は

眼球の表面が傷つき炎症を起こしているとのことで

炎症を抑えるための抗生物質ヒアルロン酸の点眼薬を処方されました。

この日から毎日の点眼が必須となりました。

 

人間の子どもでさえ嫌がる点眼、、、

当然パピーな和ちゃまるも、、、嫌がります!!笑

 

 

ガウ!ガウ!!

と嫌がられながらも僕は辛うじて点眼が出来ていましたが

奥さんを含めて女性陣はなかなか出来なくて(^-^;

苦労したもんです笑

 

そこから様子見の3か月が経ち

この点眼で少しは目やにが減ってきたようにも感じましたが

正直ほぼ治っていない状態でしたので

セカンドオピニオンとして眼科専門の病院を探すことにしました。

 

ぽたろうと和ちゃまるを助けてくれた吉田先生も

ぽたろうのパテラを治してくれた丹羽先生も

かかりつけ医の先生も

愛知県内の眼の専門医といえば

豊橋市の「トピア動物病院」を教えてくれました。

 

 

トピア動物病院

 

早速、奥さんが電話で確認をしてくれました。

トピアさんは午後が予約診療

午前中は到着順に診察してもらえるとのことでした。

2025年12月18日

9時の診察開始に向けて我が家を出発!

到着したのは9時過ぎ

すでに我が家は9番目、、、笑

すごい人気な病院だこと!

受付を済ませると

呼び出し用のベルと

番号がパウチされた表示を渡されるので

それを車のダッシュボードに掲示して駐車場で待つ流れです。

 

近くにはコンビニも何もありません笑

というより

いつ呼ばれるか分からないから遠くへ出かけることはできません笑

結局我が家が診察に呼ばれたのは12時半。

待つこと約3時間半!

 

でもね!

長いこと待つ甲斐は非常にあると思います!!!

それはね

先生が一人ひとり(犬)しっかりと診てくれているんです!

 

和ちゃまるの診察も本当にしっかりと丁寧に診てくれました。

シルマーティアテストと呼ばれる

涙量を測る試験紙を眼球と瞼の間に挟む検査

スリットランプ検査フルオレセイン染色試験

で眼球表面の炎症や傷の状態を詳しく診てくれました。

 

フルオレセイン染色試験後の眼

 

その結果先生から伝えられた疾患名が

「乾性角結膜炎(KCS)」でした。

 

つまり

前足で目を擦ったりするなどの

外因的な理由で眼球が傷ついているわけではなくて

そもそも和ちゃまるは

「涙が出ていない」

ということでした、、、。

ここでいう涙が出ていないというのは

シルマーティアテストで数値として出ていないということです。

 

乾性角結膜炎という診断が出たことで

安心したような気持ちにもなりましたが

完全治癒への不安も生まれました。

 

ただ先生は違っていました。

まだまだ手(方法)はある!

犬によってどの手が合うかは試してみないと分からない。

だから和ちゃまるくんに合う治療法を見つけて行きましょう!

心強い言葉をいただけました。

ここから和ちゃまるの乾性角結膜炎の治療生活が始まりました。

 

先生から提案された治療法

  1. 眼軟膏(1日3回)
    リンデロンA軟膏を眼球に直接塗る。
    15分ほど経った後
    オプティミューン眼軟膏を塗る。
  2. 飲み薬(1日1回)
    エパデールカプセル300を飲ます。

この治療法で状態を診ていくことになりました

 

左目:向かって左側が治療前・右が2週間後

 

左目の色素沈着が心無しか落ち着いてきたように感じます。

右目は眼球表面に潤いが戻って来ました。

しかしながら

シルマーティアテストでは依然として涙液量が出ていない状態です。


 

先生から教えられたこと

和ちゃまるの状態

何らかの原因で涙液が分泌されていない
眼球が乾き傷つくから痒くて前足で気にする。
特に和ちゃまるの左目は炎症が酷くて
角膜の一部に色素沈着が起こってしまっている。

 

ヒアルロン酸ナトリウム点眼薬

ドライアイにはヒアルロン酸ナトリウム点眼薬がよく処方されるけど

水濡れ性が悪い眼球に何度ヒアルロン酸の点眼薬を落としても

眼球の表面を流れ落ちるだけで効果はない

 

それどころか眼球の表面を下方へ流れ落ちて溜まったヒアルロン酸が

涙液を吸収してしまいより一層ドライアイが進んでしまう

これまで処方されて来た濃度の濃い0.3%のヒアルロン酸は

和ちゃまるくんには逆効果かも知れない

大切なことは眼球を濡らす(潤わす)ことで

濡れた眼球になってこそヒアルロン酸点眼薬の効果が期待でき

仮に処方するならば0.1%のヒアルロン酸が良い

 

涙が出ない理由

シルマーティアテストで和ちゃまるの眼に涙が出ていないことが分かりました。

涙が出ていないことや涙量が少ない原因が疾患から起こるものならば

薬などの治療によって治すことはできる

しかしながら

もし仮に瞬膜腺が切除されていたら打つ手が無いということ。

 

僕は知らなかったんですが

販売用として繁殖させられて生まれてくる犬の中には

チェリーアイになりやすい犬種だと

チェリーアイを防ぐためにパピーの段階で瞬膜腺を切除させられるそうです。

保護犬である和ちゃまるも然りで

もし仮にブリーダーによって瞬膜腺を切除されていたら

治す手段はないとのことです。

 

こんなにも切ない現実があるとは恥ずかしながら

全く知らずに生活してきました。

犬や猫、動物は所詮

商品であって、物なんでしょうか。

 

今現在の和ちゃまるの体重は1.8kg

売られるためにこの世に生を受けて

売れないから?

思っていたものと違っていたから?

売られることもなく

劣悪な環境で閉じ込められて衰弱して保護されて、、、。

 

そんな和ちゃまるが診察台で震えながら

一生懸命に先生から検査を受けている姿を見たら

パパは涙が止まりませんでした。

 

この泣き虫なパパの涙腺を和ちゃまるに移植できたらいいのにな。

 

 

和ちゃまるの目が潤って

この先もずっと

大好きなお兄ちゃんと遊んだり

大好きな家族に甘えられるように

パパもママもお姉ちゃんたちもみんなで護っていくからね。

 

頑張ろう和ちゃまる!!!

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