DIYでやる愛犬の為のパーゴラ付きドッグランの作り方教えます!

ぽたろうのこと

僕の愛息子である愛犬ぽたろうのためにDIYで造ったパーゴラとドッグランが、犬だけではなく、家族みんなにとって良い空間になったので記録として残しておきます。

愛犬家の人やDIY好きな方で、次のようなことを考えている方はご一読ください(^-^)

  • 愛犬のために庭にドッグランを作ってあげたいな。
  • 夏は暑くなるから日陰が造れるといいな。
  • 雨の日でも愛犬を遊ばせてあげられるといいな。
  • 実際パーゴラやドッグランってDIYで造れるのかな。
  • 材料はどんなものがいるんだろう。
  • 材料費はどれくらい?製作時間がどれくらいだろう。

 

ご自宅の庭でパーゴラやドッグランをDIYで作ってみようと思われている方の参考になればと想います。

では、実際に僕が造っていった流れのままにお伝えしていきます。

 

造るに至った経緯

十数年前にこの家を建てたときは、コンクリートで仕上げた自動車2台分駐車スペースと、シンボルツリーとしてオリーブの木を植えただけの庭で、芝生や土の部分が大半を占める外構でした。

当初は庭で家庭菜園などをやって楽しんでいましたが、娘たちの成長とともに、駐輪場を増設したり、家の中の物が増えてきて物置を庭に設置したりして、いよいよ土の面積が無くなって来ました。

そして、保護犬だったぽたろうを家族として迎え入れて決心しました!

このみすぼらしい我が家の庭を、ぽたろうのためのドッグランにする!と。

そこからが毎日ワクワクの止まらない生活の始まりでした!

我が家のこの歪な形の庭で、どんなドッグランが造れるのかなって考えてるだけで幸せ。

そしてぽたろうが喜ぶ姿を妄想して、更に幸せ!笑

 

まずは、ノートに庭のレイアウトを書いてどうするか、何が必要かを考えました。

我が家のウッドデッキは、鋼板製なので犬の足では滑りやすく、また夏場はチンチンに熱くなるので、とてもドッグランどころじゃない!

その対策として思い浮かんだのが人工芝で、その延長線上に、日陰や雨除けとしてのパーゴラ製作を思いつきました。

当時の僕のイメージです

 

お恥ずかしいですが、下が実際の手書きのレイアウトです笑
これで造り始めたのですから、もはや誰にでも造れちゃいますよね(^-^)b

 

下準備 (2時間)

ある程度のイメージがついたところで、人工芝と両面テープを楽天さんでポチッと購入。防草シートは、家庭菜園用に使っていたものが残っていたので、そちらを流用したので今回は買っていません。

人工芝を買う際は、僕はホームセンターへは行ってません。DIYが好きなのでよくホームセンターへ行くのですが、人工芝は屋外の軒先などに置かれているので、あまり状態が良くないことを見ていましたし、何よりも自分が納得いく商品が楽天にあったからです。それにネットで購入すれば玄関先まで届けていただけますしね。

ネットで買えるものはネットで購入して、極力ホームセンターへ行く回数を減らすように心がけていました。

ちなみに今の人工芝って本当に本物そっくりなんですよ!芝の根元もこだわって作られてるから抜け毛?抜け草もありませんし、日に焼けることもありません!

もはや本物より本物です!笑

少し悩んだのが、ウッドデッキとコンクリート部分への人工芝の貼り方です。土の部分は整地して水勾配だけ考慮しておけば、あとは防草シートを敷いてその上から人工芝を敷き、付属のピンで止めれば良いだけですが。

ウッドデッキやコンクリートに人工芝ってどうやるんだろ?っていうのが疑問でした。

ですが、実は土の部分よりこっちの方が簡単でした!

人工芝用の強力な両面テープが売ってるので、それを人工芝を購入する際に合わせて注文。あとはそれを使って貼っていくだけなのです!

案外サクサクやれちゃいました。

人工芝を貼る前に僕は念の為、ウッドデッキもコンクリート部分も事前に高圧洗浄機で汚れや砂を取り除いて綺麗にしてから貼り付けました。

 

ここでのチェックポイントをまとめておきます。
・人工芝を敷く面積を実際にしっかりと測っておく。人工芝は決められた幅があるので、幅を決めて必要な長さを購入すると良い。土の部分は防草シートを忘れずに。
・人工芝の切り方はメーカーがサイトで丁寧に教えてくれます。基本的には裏面で切ります。金物の定規とカッターナイフで切っていきますが、替え刃を何枚か用意しておくと良い。
・ウッドデッキなどに貼り付ける際の両面テープはケチることなく、しっかりと必要分実測して、余るくらいの量を買っておくと良い。僕はケチったため、不足分をホームセンターへ買いに行きました笑 両面テープは人工芝の端を止める形でロの字で貼れば良いと想いますが、僕はズレ防止のために、適宜内側部分へも貼っておきました。日の字や田の字のような感じです。
・人工芝を並べて貼る時は両面テープに芝がくっついてしまう場合があるので、波立つ芝を養生テープで貼って寝かしつけて合わせると楽です。ご参考までに。

 

 

土の部分は、整地と水勾配をつけるために山砂で整えました。パーゴラの基礎となる部分は、羽子板付き沓石を使っています。

 

パーゴラ製作

パーゴラ製作にあたっても、手書きでイメージ図を作成しました。これを基に、どんな材料が必要で、どこで買うかなどを決めました。

これもまたお恥ずかしい限りですが、ご参考までに笑

パーゴラのイメージ

パーゴラの側面

パーゴラの正面

木材購入

いよいよ木材の購入です。

木材はホームセンターで全て購入しました。

軽トラに積んで勇ましく自宅へ持ち帰りました。ちなみにどのホームセンターも軽トラは貸してくれるので安心してください。

木材の加工 (1時間30分)

木材の加工(切るなどの作業)は、丸ノコを使って庭で行いました。

丸ノコをお持ちでない方は、これもホームセンターで一日数百円程度で借りられると想います。借りられない場合は、ホームセンターの加工室で1カット30円程度でカットしてもらうと良いでしょう。

パーゴラの柱4本、桁行8本、垂木8本、野縁6本を、イメージ図を見ながら現場で実測しながら切って、それぞれを紙やすりで研磨します。

研磨の目的は、木材の汚れを落とすのと塗料の染み込みを良くすること、そして木材の角を滑らかにすることです。

この紙やすりの作業は、手作業でやっていたら日が暮れてしまうので、サンダーを使ってください。これもまたホームセンターで借りられると想います。

研磨が済んだ木材から順に、塗料を塗っていきます。

 

塗料塗り (2時間30分)

今回僕が選んだ塗料は、水性キシラデコールエクステリア3.4リットル、色は#802ピニーです。

3.4リットルの量は、この本数にしっかりと2度塗りして、全容量の3割くらい余る量でした。ずっと屋外で頑張ってもらう木材なので、できるだけ木材に塗料が浸透するように丁寧に2度塗りました。


ちなみに、この手前側の木が垂木になります。パーゴラの顔見たいな部分になるので、僕はカッコよく見せるために、斜めにカットを入れておきました。

パーゴラ組み立て (3時間30分)

いよいよ組み立て作業に入ります。

まずは、羽子板付き沓石の上に柱を立てて行きます。

この際に、沓石と柱の間に、柱の腐食防止用の基礎パッキン(黒色のプラスチックでできたもの)を挟みます。僕の挟み方は、柱の下に基礎パッキンを予め木ねじで止めておくやり方です。こうすれば羽子板付き沓石に乗せるときにズレずに済むので。

この基礎パッキンですが、別にあってもなくても良いそうです。梅雨や湿度の高い時期だと、コンクリートでできた沓石が土中の水分を吸い上げてしまい、柱を腐らせてしまう恐れがあるので、それを防ぐために僕は設置しました。

柱に基礎パッキンを打ち付けたら、それを羽子板付き沓石の上に乗せ、垂直になっているのを確認したら羽子板と柱の側面を木ねじで止めて固定します。

続いて、桁行という柱と柱とを横方向で支える梁のようなものを、挟み込む形で設置します。
さすがにこの作業は一人では行えませんでしたので、奥さんの力をお借りしました!合計8本の桁行で挟むことで柱が少し安定します。

次は、桁行の上に垂木を乗せて固定するためのシンプソン金具の取り付けです。

パーゴラの正面から見て手前側と奥側の桁行に8個ずつシンプソン金具を取り付けて行きます。ちなみに桁行は柱を挟む形で固定しているので、手前側に2本、奥側に2本ずつありますが、シンプソン金具は内1本ずつにしか設置しません。

桁行にシンプソン金具を取り付けたら、あとは斜めにカットを入れてカッコよくしておいた垂木を乗せて木ねじで止めます。
ちなみにこの状況でも結構揺れます笑

この揺れを抑えるために、柱の余った部材を使って、柱と桁行とを三角形を作るような形で固定します。この作業ができてようやく安定してきたなって感じがしました。

安定が確認できたところで、先ほど乗せた垂木の上に野縁を6本、木ねじで打ち付けて行きます。
この野縁は雨除け用の波板トタンを設置するために必要な部材です。

雨除け用の波板トタンは要らないよって方は、この野縁を乗せる前でパーゴラの完成となります。

ただ、見て分かるとおり波板トタンを乗せないとなると、垂木の間隔が広過ぎて日除けの効果が低くなってしまうので、波板トタンを乗せない方は、その分垂木の本数を増やしてあげるとおしゃれになって日除け効果も高まると想います。

最後に、この野縁の上に波板トタンを打ち付けて終了!

実は、この最後の波板トタンをビス打ちするのが一番しんどかったです!

なぜならば垂木と野縁との間から上半身を屋根の上に出して、ビス打ちしなければならないからです。

そして、最後の一枚はどうしてもパーゴラの上に乗らなきゃビス打ちできないので、パーゴラの上に乗ったんですが、これがまたぐわんぐわんと揺れるもので(^-^;q

正直恐ろしかったです笑

 

ドッグラン製作

パーゴラが出来上がればあとはお手のもの!

人工芝張りとドッグラン用の柵は簡単なものです!

人工芝張り (1時間)

まずは事前に整地し水勾配をとっておいた土の部分から張りました。

しっかりと堅めておいた土の部分を覆うように防草シートを張ります。その上から人工芝を敷いてサイズを調整して切って、ピンで留めるだけです。

下準備のところでもお話しましたが、コンクリートの部分は本当にサクサクやれちゃいます!

作業記録の写真を撮り忘れるほど、あっという間に終わった記憶があります笑 なので仕上がり後の写真しかありません。ごめんなさい。

 

僕が使用した人工芝はこちらです。

狭い庭なので扱いやすいように1m幅のものを購入しました。

ドッグランの柵設置 (40分)

そして、最後にドッグランとして、自由にぽたろうを遊ばせられるように柵を設置します。

ちゃんと僕たちの出入り口も設定しておきます。出入口を作るときは必ず内開きにすること!

じゃないと、いくら小型犬とはいえ、ぶつかった拍子に扉が開いて愛犬が脱走なんてことになったら大変ですからね!

完成形はこんな感じです!

 

参考までに僕が使ったドッグラン用の柵はこちらです。


ぽたろうがウッドデッキを昇り降りできるように、スロープも作っておきました。

物干しは最大3本まで設置可能なので、洗濯物で困ることがなくなりました!

 

最後にお気づきの方も見えるかと想いますが、波板トタンを設置した際にあまりに揺れるものだから、対策を打っておきました!

ホームセンターで桁行と同じ木材を購入してきて、パーゴラの両側面に斜めで揺れ防止のためのブレスを走らせました笑

これで台風でも安心!!!
ちなみに何度か台風を迎えてきましたが、今のところ吹き飛んだり倒れたりしたことはありません。

 

以上、ぽたろうのパパによるぽたろうのためのパーゴラ&ドッグラン製作でした!

 

まとめ(必要なものリスト付き)

  • 愛犬のために庭にドッグランを作ってあげたいな。
    気持ち次第でどうにかなります!
  • 夏は暑くなるから日陰ができるといいな。
    パーゴラが陽の光を和らげてくれます!
  • 雨の日でも遊ばせてあげられるといいな。
    雨の日でも存分に遊べます!
  • 実際パーゴラってDIYで造れるのかな。
    僕でも造れたので誰にでも造れると想います!
  • 材料はどんなものがいるんだろう。
    材料は大体のものを載せておきましたので参考にしてください!
  • 材料費はどれくらい?製作時間がどれくらいだろう。
    材料費は全部合わせても7万円行かないくらいでした!
    製作時間はざっくりと11時間ちょっとです!

 

こちらも参考までに、必要になったものを挙げておきますね。

人工芝で必要なもの
人工芝(ピン付き)
防草シート
両面テープ
養生テープ
オルファのカッターナイフと替え刃
定規(長めで金物が良い)パーゴラで必要なもの
羽子板付き沓石(大 H300) 4個
基礎パッキン(100✖️100) 4枚
柱用 ひのき(90✖️90✖️3000) 4本
桁行・垂木用 杉(38✖️89✖️3050) 18本
野縁用 杉(30✖️40✖️3000) 6本
紙やすり 荒さ#120 複数枚
水性キシラデコールエクステリア ピニー色 3.4リットル1缶
刷毛 1本
木ねじ 必要数
シンプソン金具 16個
波板トタン ポリカーボネート 10尺 5枚
波板トタン用ビス 必要数
インパクトドライバー
脚立ドッグランで必要なもの
ドッグラン用のネットのセット
インパクトドライバー
ハンマー

 

そうそう。

このパーゴラ&ドッグランができてぽたろうだけでなく、家族として良かった点を最後にお伝えしておきます。

全天候型として洗濯物や布団が干せるようになりました。
僕が日光浴、奥さんがヨガをする場所ができた。
娘たちがお昼寝や読書するのに良い環境ができた。

最後までありがとうございました。

皆さんも愛犬との暮らしやDIYを楽しんで活きましょーーー!!!!

 

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