僕の仕事は24時間勤務
職場の建物の中にはお風呂があって
シャワーも湯船もあります。
現場活動で身体が汚れたり
仮眠の前にはみんなお風呂に入ります。
尊敬している先輩の入浴時間はいつも5分。
理由はシンプルです。
「出動に遅れないため」です。
そんな先輩の影響を受けて
僕も入浴時間は5分と決めています。
寒い冬の季節でも基本
湯船に浸かることはせずにシャワーだけで済ませてます。
もちろん酷い疲れのときなどは湯船に浸かってしまうときもありますが^_^
先日
いつものようにシャワーを浴びていると部下が二人入って来ました。
お調子者の部下Aが身体を洗いながら
もう一人の部下Bと会話を始めました。
「僕は人の悪口を言うのが嫌いです。
だって人の悪を言うと気分悪くなるじゃないですか?
妻も同じ考えなので夫婦の間でも悪口は言わないんです。
だから自分の子どもにも
お友だちとか人の悪口は言っちゃダメだぞって伝えてるんです。」
部下Bも
「へぇ〜凄いねぇ」
と感心して聞いている。
部下Aは
本当に出来た人間だと思います。
本当に出来たパパだと思います。
ただその言葉を聞いて僕は思う。
「悪口を言わない」とする姿勢は素晴らしいことだ。
この部下は他の職員の悪口を言わないし
実際、僕は彼から悪口を聞いたことがない。
でも
お子さんにまで「悪口を言わせない」とするのはどうなのかな。
自分が歩んできた道のりで得たであろう
部下Aの「悪口を言わない」という徳。
それは素晴らしいことだ。
ただ
部下Aが長い経験で得たその素晴らしい考え方をお子さんへ押し付けて良いのだろうか。
お子さんにもいろんな経験をさせてあげても良いのではないかと思うのです。
悪口を言わせない
吐き出し口を閉ざされたお子さんはどう思っているのだろうか。
どう成長していくのだろうか。
お調子者の部下A
仕事では毎回大小のおイタを繰り広げてくれます。
天然まっしぐらな本人でも気づけるような目立ったミスの時は
神妙な面持ちで謝罪して、あとはいつものように調子良く笑って誤魔化す器用さがある。
それでも大半のことは本人全く気づいておらず、、、
周りの仲間がそっとフォローしてくれるから上手く回ってるのだ。
良くも悪くも気づかない憎まれないお調子者。
だからね。
キミはそもそも
人の悪口を言える立場ではなぁーーーーーい!笑
君の場合は周りから悪口を言われても良いほどのミスを毎度しているのだから笑
そりゃ支えてくれている周りの仲間たちから不満も悪口も出て当たり前だと僕は思うσ^_^;
自分への悪口を言わせないために発する
「僕は悪口を言わない説」
本当にしたたかな子だと僕は思う。
ちなみにね。
「僕は悪口を言う人の気が知れない。僕は絶対に悪口は言わない。」
と
決して広くはないお風呂場で
大きな声でベラベラベラベラしゃべるキミ、、、
嬉しそうに力説してるけど
あんたは後ろで身体を洗ってる上司である僕にずっとシャワーかけ続けてるんだよ。
そりゃ僕だって悪口言わせてもらうわさ笑
羨ましい性格です(^-^)v
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