4月27日支援活動4日目
長いように感じる支援の旅も
あっという間に4日目です。
今日も早朝ランニングぅから始動!!
ともちゃんから聞いていたイタリアンカフェの場所を確認しに走る♪
今日のランチはそこにしよう!と決めていました。
珠洲市総合病院の東に位置する
イタリアンカフェこだまさん
パスタとピッツァが美味しいお店です。
今日のニーズは
倒壊家屋からの貴重品の取り出し作業でした。
そして今日の現場には春日井市社会福祉協議会の課長さん以下3名が加わってくださいました。
平時から災害ボランティア講習会の開催など
災害時の備えに熱心な社協さんです!
被災者である家主さんにご挨拶。
貴重品の取り出し内容について
詳しく聴取してから活動にあたります。
広い敷地内には母屋から倉庫まで複数の棟が建っていたそうです。
今回の地震で全て全壊、、、。
家主さんは発災当時
この全壊した家の中に居たそうです。
酷い揺れに家が歪み倒壊、、、。
幸い潰されることなく生き残ったそうです。
家主さん自身
上も下も東西南北も分からない状況の中
救いだったのは太陽の光だったそうです。
身動きが取れない中
僅かに差し込む陽の光に向かって
少しずつ少しずつ物をかき分けて
3時間ほどかけてようやく外へ出られたそうです。
そこから4ヶ月。
ご自身の手で貴重品の取り出しを続けてきたそうです。
ボランティアセンターへ連絡すれば
ボランティアが来て活動してくれることは知っていたそうです。
でも
家主さんはそれをしなかった。
理由を伺うと
ボランティアさんが活動中に大怪我をしたというニュースを観たんだ。
県外から来てもらったのに、怪我をさせて帰らせることはできないと思って、依頼しないようにしていたんだ。
これが理由で家主さんは
敷地の安全な場所にご自身で小屋を建てて
4か月間ずっと一人で
貴重品の取り出しをされてきたそうです。
胸が痛みました。
そんな家主さんがなぜボランティアセンターへ依頼することになったのか。
答えは簡単でした。
孤立した集落で人目も付かない場所で
家主さんが一人で作業されている時に現れたのが
我らが愛知人代表の博美さん!!!
一人で危険な作業をされている家主さんに
ズカズカと歩み寄り
「僕たち愛知人に任せてください!!」
と言ったそうな(^-^)
気が引けていた家主さんも博美さんの圧に押されて依頼したとのこと。
本当にこの人は厚い人です。
そんな話を聴いて
より一層僕の心も熱くなる!
今回取り出したい貴重品は
家の権利書とポータブルバッテリーとソーラーパネル。
Googleのストリートビューでイメージをつけて
家主さんにおおよその当たりをつけていただく。
当たりをつけた場所へ辿り着くための最短ルートを探る。
今回選んだのは屋根上からのエントリーでした。
みんなで協力して屋根瓦を剥がしチェーンソーやレシプロソーを駆使して掘り進める。
僕の読みのとおり家の権利書が収納されている茶箪笥へ辿り着く。
ここまで来ればあとは取り出すだけ。
園路はるばる愛知人の活動に参加しに来てくださった
春日井市の社協さんチームに最後の取り出しをお願いする♪
毎度そうですが
貴重品が出てきた時の歓声は本当に心地が良いものです(^-^)v
権利書が出てきた勢いに任せて
ポータブルバッテリーも発見!回収!!
かなり広い大きなお屋敷でしたが
午前中で作業終了!
他のメンバーがベースに戻って昼食を取る中
僕は一人イタリアンカフェこだまさんへ♪
イカつい身体の汚い身なりの僕なのに
嫌な顔ひとつせず店内へ入れてくれました。
ともちゃんがオススメしてくれた
珠洲市地産の食材を使った珠洲こだまピッツァをオーダー!
椎茸が豊富に使われていてソースがまた絶妙に美味い!!!
ご馳走様でした♪
午後のニーズはというと
実は僕たち愛知人
明日の28日付でベースがお引っ越しなんです!
ということで
午後は新ベースの敷地内で倒壊している倉庫の撤去作業になりました。
全国各地から集まる仲間たちの新たな居場所
撤去作業にも精が出ました!!
午後の活動を終えて谷野旅館さんのベースへ戻る。
気づけば4日間洗っていない服、、、。
あ、不潔だと思われますよね笑
ですが仕方がないんです。
まだ水が使えない環境なので(^-^;
とはいえ
新ベースは水が使えるので
洗濯物を持って新ベースへ立ち寄る。
すると
大きな男性の大きな声がこだまする、、、。
ここから奇跡の一波乱が起こるとは。
こんなことなら洗濯に来なきゃ良かったな笑
この一波乱の原因の主は
僕らが愛知人代表の博美さん!!笑
良いことも悪いことも
やっぱりこの人の愛嬌で成り立ってますね笑
洗濯で出会ったのが16時半
そこから問題の解決解消の21時まで対応させていただきましたとさ。
めでたしめでたし♪笑
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