難病GISTと戦いながらも人に優しく生き抜いた男の話

楽詩書 パパの日記

「楽詩書」

GISTって難病でこの世を旅立った同級生。

ショーケンこと名俳優であり歌手の萩原健一さんも、このGIST(消化管間質腫瘍)との11年間の闘病の末、亡くなられてるので知っている人もいるでしょうね。

神ちゃんが旅立ってからあっという間に4年が経った。

地元同級生の女子たちがこれまたすっごく優しくてあったかい子たちだから、神ちゃんのお父さんやお母さんのことをいつも気にかけてくれてる。

旅立ってから一度だけ神ちゃんちでお父さんとお母さんとみんなで愉快に呑んだきり
コロナ禍になってずーっと集まれてない。

 

そんな中でも彼女たちはコロナが落ち着いて来ると毎回飲み会を計画してくれてて

いざ集まるぞ!

ってなるとまた波が来る…

 

ほんとね、邪魔くさいコロナが僕は大嫌いだ。

 

ワクチンも4回打ってるし
ちゃんとマスクも手指消毒もする
滞在時間も短くする。

さすがにコロナも邪魔せんだろ。

 

てなことで、今日は実家へ帰った隙を見て

神ちゃんちへアポ無しで訪問しました。
ほんと運良くお母さんが帰って来たところだった。

遺影の神ちゃんはやっぱり歳取らんもんだね!

俺は老いを感じてるってのに笑

 

お母さんと談笑を楽しむ^_^
相変わらず気さくで明るいお母さんだ。

お母さんが教えてくれたけど

神ちゃんの字や画のセンスはお父さん似だってさ

なら

神ちゃんのユーモアはお母さん似だろう。

 

終わりが想像できない長い父子家庭が続いて正直しんどさを引きずってた頃

神ちゃんは僕の倍以上の長い闘病を続けて来てて

彼からしたら、もう間も無く命が尽きる頃だってのに

それでも彼は

「大丈夫?」と「大丈夫!」の言葉を僕に贈り続けてくれてた。

自分の方が、百倍、一千倍ずーっとしんどいくせに他人のことばっか心配くてくれてんの。

 

凄いよね。カッコイイよね。

緩和ケアに入りいよいよ身体が大きく膨れ上がってきて

食事を摂るのも息をするのも辛そうだった。

面会へ行くと無理しなくていいのに笑おうとして、言うこと聞かないであろう目を一生懸命開いてくれてさ

くそ重たい腕をゆっくり上げてサムズアップ!

泣いちゃいけないけど何度泣かされたことか!ばかやろー!!!

 

そっちの世界はどう?

仲良くなった人たちへ楽詩書を描きまくってるかな!

こっちの世界でも神ちゃんが残した楽詩書は多くの人たちの心と身体を救ってくれてるよ!

そして、おかげさまで僕は強く優しく活きてます!

ありがとね!

 

今日は神ちゃんを真似て、お母さんに「大丈夫?」と「大丈夫!」を使って来た笑

神ちゃんの優しさや神ちゃんが活きてた証はしっかりと残ってるってことをお母さんへ伝えてきた

神ちゃんが活きてきた証「楽詩書」は、今も掖済会病院に残されてて患者さんやご家族に読まれているそうです^_^


それと、この「エキサイだより」っていう刊行誌にもずっと掲載されてるって
お母さんが嬉しそうに教えてくれるの(^-^)

僕まで嬉しくなって危うく泣くところでした。笑

神ちゃんのおかげで新しい年も熱くいくことが出来ます!

ありがとうね神ちゃん!

また遊びに行くわ!

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