山口県美祢市大雨被害から学ぶ大切なこと

災害ボランティア愛知人

災害ボランティア愛知人 三河支部活動記録

7月18日

目覚めは5時。

されどベースにはお風呂が無いためランニングには行けず。

悶々としたまま

みんなが目覚めるまで寝たふりを続行する笑

 

7時にみんな起床

外は曇り空

天気予報をチェックするとどうやら今日は曇りがちだそうだ。

 

朝食はインスタントライスとインスタント味噌汁。

納豆くらい買っておけば良かったな笑

 

 

身支度を整えて8時30分にベースを出発。

美祢市消防本部さんの裏手にある社協さんの防災倉庫に預けてある活動備品を引き取って社協さんへ向かう。

 

17日18日19日と

災害ボランティアセンターは休止。

つまりは一般ボランティアの方々の受け入れは中止だけれども

僕たち技術系災害ボランティア団体は活動を継続して行える。

団体での活動の良さがここである(^-^)

 

 

必要な資機材を車に載せて今日の活動場所となるお宅へ向かう。

 

大嶺地区の厚狭川沿いで床下浸水の被害に遭われたお宅でした。

 

床下の泥出しはある程度済んでいたお宅で

今日のニーズは

基礎部分など汚泥に晒された床下部分のブラッシングと消毒作業。

 

床下の泥やそれに対する消毒はもちろん

基礎部分の補強も目立つ部分は補修しておきました(^-^)b

 

手際良く活動が進み

午前中でほぼ目処がついた。

丁寧で迅速な活動は被災者さんの負担軽減にも役立つと思っています。

 

近くのイオン系スーパーのザ・ビッグでお弁当を買い昼休憩。

 

早めに済ませて被災地域を歩く。

 

浸水した家

浸水せずに済んだ家

隣り同士であっても被災状況はバラバラでこの差が僕はいつも辛く感じます。

この差を一日でも早く埋められるように時間の限り活動にあたりたい。

 

午前中に残った活動を午後急ピッチで進める!

 

今回入らせていただいたお宅は高齢のお母さんと娘さんの二人暮らしとのこと。

家が住めない状況になったので一時的にお母さんを施設に預けてあるとのこと。

お母さんを迎えるためにお母さんの部屋だけでも早く元通りにしたいと話してくれました。

 

水分計を使って土台など木材部分の水分量を測る。

風通しの良いお宅ともあって乾燥は出来ていました。

 

いっちーと二人で床板を戻して畳を戻すことにした。

 

ここでハプニング!!

どれがどこの床板で

どんな並びで敷かれていたのかが全く分からない!

 

一般ボランティアの方々が畳と床板を外してくれたそうですが

家主さんの記憶とメモとか全てズレてしまっててまさにパズルのようなものでした笑

 

試行錯誤しながらようやく床板を敷くことが出来て畳が入ると

それまで暗く感じた部屋がパァッと明るく感じました。

畳の上をぴょんぴょんと跳ねて喜ぶ家主さんの表情がまた僕たちを嬉しくさせてくれます(^-^)

 

その勢いで他の部屋の床下水分量もチェックして乾燥を確認。

乾燥出来ていたので全部畳を貼ることが出来ました!

 

非日常から日常へと近づけられて嬉しかったです(^-^)

 

今回の活動で心に止まったのが

家主さんが育ててきた多肉植物の存在です。

 

家主さんは庭に多肉植物を植えて大切に育ててきたそうです。

それが今回の大雨で流されたり枯れたりしてしまった、、、

そんな中でも

残ってくれた多肉植物たちが居て喜んでいたそうです。

 

でも、、、

一般ボランティアの方々が手伝いに来てくれて作業に没頭するあまり

唯一残っていた多肉植物の花壇を作業動線として使っていたようで

全て踏み荒らされてしまいました、、、

 

もちろん家主さんはそれに対して怒っているわけではありません。

一般ボランティアの方々が悪いわけでもありません。

そこには優しい活動しかないのだから。

 

ただ僕は思うんですよね。

人それぞれに大切にしているもの

大切にしたいものには違いがある。

 

被災地での活動だけではなくて

日常から人それぞれの大切なものを感じ取って

そっとそれを守ってあげられる活き方を僕はして行きたいな。

 

そんなことを感じた一日でした(^-^)

今日もまた良い活動良い学びを得られたボランティア活動でした。

 

明日もまた頑張ってきます!!

 

 

 

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